AMEXプラチナに申し込む前に知りたかった10の疑問

プラチナカードと聞くと、ハードルの高さを感じるかもしれませんが、実は今では誰でも申込さえすれば作れるカードになっています。しかし、それを知らずにためらってしまっている人も多いのではないでしょうか?

この記事では、実体験とコンシェルジュが教えてくれた10の質問に回答していきます。

Q1: AMEXプラチナに申し込むために必要な条件は?

年収450万円以上は欲しいでしょう。といのが本音ではありますが、正社員として働いている方であれば、年収450万円と申告することで多くの場合は審査が通る可能性があると言えます。社会人1年目であっても、審査条件にはほとんど響かないと考えましょう。

Q2: 受けられる特典の中で実際に最も頻繁に利用するものは?

プラチナ専用のコンシェルジュサービス。旅行プランのお手伝いをしてくれます。一見、AMEXで決済することが条件のように思われていたり、ラグジュアリーな旅行限定だと思われがちですが、カフェでも居酒屋でも紹介してくれます。

Q3: ホテルの優待、上級会員はどれくらいの影響力がある?

今年からプリンス系列のホテルが加わり、MarriottとHiltonが日本国内では上級会員に自動的になります。今まではビジネスホテルに宿泊していた人がプラチナカードを持った時から積極的にラグジュアリーなホテルブランドを選ぶようになり、毎回の体験価値が向上したという話もあります。人生を幸せにするカードという風にも言われますが、本当にそう思います。

Q4: アメリカンエクスプレスのブランドである必要はあるのか?

これは難しい質問ですが、最近はJCBとのパートナーシップによりAMEXが標準で使えない環境でもJCBが使うことができるお店ではAMEXも使えるようになっています。そのため、クレジットカードが使えないお店に行かない限りは、ほとんど使えます。

Q4: ポイント還元は、どの程度期待できるのか?

正直あまり期待できません。単純な還元率の観点だけを見れば、JALカードやANAカードのような航空会社系のカードが最も高い可能性があります。そのため、単純還元率だけを目当てにする場合は年会費も高いですし、オススメできません。

Q5: 果たして、年会費の元は取れるのか?

年に4回以上、飛行機を使った旅行をする人であれば元を取ることは容易です。また、旅行をしない場合でも飛行機移動が多い場合など空港ラウンジサービスも他の通常のゴールドカードなどとは違い、同行者も1名無料などプラチナカードは優遇が多いことで知られています。

Q6: 国内旅行傷害保険の内容は?実際に使える?

カードに付帯されている国内旅行傷害保険は、ほとんど意味がありません。大きな事故にでも遭わない限りは保険対象になりませんので、国内での病気には医療保険や健康保険に加入して、それらを使うのが適当です。

Q7: 保険関係で意外と役に立ったケースはある?

スマートフォン・プロテクションは最強です。高額なApple Careが不要になり、多少の面積費用はありますが、10万円まで保証してもらえることは大きいと言えます。

Q8: メタル製のカードを使って困ったことは?

最近、メタルカードを受け付けてくれない飲食店(特にBluetooth接続を使用する楽天系・USEN系・Airペイ系の小型決済端末)が多く困ることがありますが、通常のプラスチックカードも発行してもらえるので安心してください。

また、メタルカードを普段の決済で使う時に、お金を持っている人だと勘違いされて狙われないためにも、あえてプラスチックカードを使用している人も多いそうです。

Q9: プラチナコンシェルジュにこれまで依頼して断られたものは?

基本的に何でも答えてくれることで有名なプラチナコンシェルジュですが、これまでに断られた意外なものとしては「野外アクティビティーができる場所をリサーチシて欲しい」という相談でした。予約したホテルは銀行振込しか対応していない場所だったため、ホテルの予約をAMEXでしていない場合にはアクティビティーの予約手配はAMEXのプラチナコンシェルジュ経由ではできないという回答でした。これは、少し意外でしたが、過剰な期待は良くないでしょう。

Q10: 結局、何が他のカードと違うのか?

年会費で他の付帯サービスに対してもお金を払っていると考えるのが一番よいと思います。クーポンを買っている感覚にどちらかというと近いです。ただ、年会費という仕組みによって、その年会費を払っているという感覚がなくなるという不思議な現象に陥ります。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です